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秋月の「SDカードスロットDIP化モジュール」とArduinoをつなぐ [Arduino]

SDカードスロットとレギュレーターがセットになって2.54mmピッチのピンがついたものです。

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SDカードスロットDIP化モジュール: 組み立てキット 秋月電子通商 電子部品 ネット通販
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gK-05818/

DIP化モジュールとありますが、DIPとはDual Inline Package のことなので、本来はSIP (Single Inline Package) が正しいのではないかと思います。

特徴としては、、
(1) SPI接続するためのピンだけでている
(2) 表面にピンが出ている
(3) 入出力ともに3.3Vでプルアップされる

(1) については、SDモードを使うにはライセンスなど必要らしいのでSPIモードで十分。
(2) については、裏返しにしないと、ブレッドボードに刺さりません。シルク印刷は表面にあるので、ブレッドボードに挿してしまうとピンアサインがわからなくなってしまいます。事前にメモしておくか、ブレッドボードの端っこに挿してシルク印刷が見えるようにするかしないといけません。裏返す利点としては、ヘッダピンの根本の黒いプラスチック部品の高さと、カードスロットの厚みとが近いのでやや安定はします。
(3) については、ちょっと悩みました。いろいろ調べたところ、SDカードからの信号(SDOのみ)はArduino
のHレベル(5V)よりは電圧が低いですがそのままArduinoにつないでOK。逆の信号(SDI, CLK, CS)はそのままだと、5VがSDカードにかかってしまいSDカードが壊れてしまうかもしれません。そこでダイオードのカソードをArduino側にして間に挟んで接続します。Arduino側の信号がHのときは、ダイオードのおかげでSDカード方向には電流は流れないものの3.3VでプルアップされているのでSDカードの信号もHになります。Arduino側の信号がLのときは、SDカード側からダイオードを通ってArduinoの方に電流がながれていくのでSDカード側もLになります。(といっても順方向電圧降下があるので、0.6Vですが、Lと見なします。)

つないでみるとこんな感じ。
k05818_bb1.jpg

Arduino Leonardo と UNO で確認しました。
k05818_bb2.jpg

タグ:SDカード

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