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USB Type-C の Digispark 互換機を作ってみた。 [Arduino]

久しぶりにDigisparkネタ。
使い慣れたAVRで同じ8ピンのATtiny202や412と比べて、容量も大きく、USBにダイレクトでつながるのは魅力的。
ただ本家は販売しておらず、互換機しか売っていない状態。
Type-A直挿しタイプは差し込み口が9mmくらいしかなく(本来規格上は11.75mm)、うちのパソコンだと届かなくて認識されないのも問題。
micro USBのタイプは、いまどきじゃないので避けたい。
共通して言えるのはブレッドボードで使いづらい。

ということで Type-C の Digispark互換機を自作してみた。

方向性:
・もちろん接続はUSB Type-C
・電源はType-Cからの供給として外部入力なし
・ブレッドボードに載るレイアウト
・P3(PB3,USB D-), P4(PB4, USB D+)もできればI/Oピンに使いたい
・電源LED なし、BUILTIN LED も用途が限られるのでなし

c_spark85_sch.png
ちょっと工夫したのは、 スライドスイッチでUSB機能を使うか外部ピンを使うか選択すること。
USBの信号を物理的に切り離すスイッチを付けてみた。
ただ、pull up抵抗をUSB側に残すとUSB機器として認識されてしまうようなので、D-のpull up抵抗はATtiny85側に持ってくることにしました。68Ωの抵抗はダンピング抵抗というもののようなので、pull up抵抗よりUSB側に持ってきても大丈夫かなと思って移動してみました。(いいのかどうかはわからない)
ということで、P3(PB3,USB D-)のpull upだけは妥協することにしました。
c_spark85_pcb.png

スライドスイッチは、DPDT(Double Poles Double Throws, 双極双投, 2回路2接点)です。

表面実装用スライドスイッチ SSSS213202_ 制御部品・駆動部品 秋月電子通商-電子部品・ネット通販
https://akizukidenshi.com/catalog/g/g105043/

これをDPDTと思い込んでフットプリントも作成して基板をオーダーしていざ作ってみたら案の定動かない。これは、SPDT(単極双投, 1回路2接点)だから。

スライドスイッチ IS-2245S-G_ 制御部品・駆動部品 秋月電子通商-電子部品・ネット通販
https://akizukidenshi.com/catalog/g/g115369/

ちょっとフットプリントが違うけど、なんとか載せられた。
機構部品は面積大きいので、やむなく両面実装に。

c_spark85_1.jpg
c_spark85_2.jpg
パーツは、基板の他に、Type-Cレセプタクル、CC(Configuration Channel)の5.1kΩ抵抗、スライドスイッチと、それ以外はDigispark(互換機)から外して使用。

0, 1, 2, 4ピンを使って、CharlieplexingでLED 12個操作。
c_spark85_3.jpg

タグ:Digispark Type-C
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