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USBシリアル その1 [Arduino]

自作Arduinoで困るのはパソコンとのシリアル接続。metaboardはスケッチの書き込みにしかUSBを使えないのであいかわらず、

FT232RL搭載小型USB-シリアルアダプタ 5V
http://www.switch-science.com/products/detail.php?product_id=342

を使っています。

Arduinoとはピン配列が違ったりDTR信号がなかったりするわけですが、安いものなら400-500円くらいで売っているようです。

変換アダプタ > USB->TTL - aitendo@shopping
http://www.aitendo.co.jp/product-list/274

でも、調べてみると自作する方法もあるようです。

ソフトウェア USB による仮想 COM ポート AVR-CDC - CDC-232
http://www.recursion.jp/avrcdc/cdc-232j.html

ここではいつも使っているArduinoと同じAVRマイコンを使っています。
いろいろ制限はあるようですが、とりあえずファームウェアを書き込みさえできれば、あとは電子工作でよさそうです。コンパクトなものがいいので、ATtiny45を使用したもので行こうと思います。
というわけで早速ファームウェアの書き込みをしてみます。
以前に作ったブートローダライターにICSPの6ピンのヘッダーを付けておいたのでこれを利用します。

ブートローダライター [AE-UM232R]
http://hello-world.blog.so-net.ne.jp/2011-03-27

書き込まれる側にはICクリップを使うという技がありました。

AVRISP mkIIとAVR Studio 4で始めるAVRマイコン開発
http://homepage.mac.com/keinsoft/archive/hardwares/090112-avr1ststep-avrispmk2/090112-avr1ststep-avrispmk2.html

たしかに便利。
というわけでATtiny45用に作ってみました。

clip1.jpg
clip2.jpg
ケーブル圧接型ソケットも初めて使いましたが、安い万力みたいなものでカチカチっとしたらくっつきました。
clamp.jpg

書き込みソフトは avrdude-GUI [YCIT] を使わせていただきました。新バージョンです。

AVR/avrdude13 - 千秋ゼミ: avrdude-2011-0610版 【ダウンロード】
http://202.35.250.1/ken/senshu/sitedev/index.php?AVR%2Favrdude13#n9d66a8a

avrdudecdc1.png
「Programmer」 を 「(diecimila) FT232 Sync Bitbang」 にして、「Read」 ボタンを押して、マイコンの種類と Fuse が表示されれば接続はOK
avrdudecdc2.png
「Flash」 にダウンロードしたHexファイルを指定して、「Fuse (HEX)」はReadme.txt の通りに指定して
    Fuse bits
                          ext  H-L
        ATtiny2313         FF CD-FF
        ATtiny45/85        FF CE-F1
        ATmega8               8F-FF
        ATmega48/88/168    FF CE-FF

「Write」ボタンで書き込み完了。

次回は、ハードウェアです。

タグ:AVR-CDC
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